アップデート ビフォー・アフター


プロデューサーの荒井です。

基本的に週イチ更新のこのブログですが、今週2回目の登場となりました。
大型商品の発売前、しかもシステムのアップデートもありということでお話したいことも多いのです。

さて本日は、昨日のアンジュヴィエ生EXで紹介した新スターター&ブースターの情報をおさらいします。
タイムシフトでご覧いただくのが一番手っ取り早いのですが、予約し忘れちゃったりプレミアム会員でない方もいるかと思いますのでこちらでも。

■ブースターパック「たった一つの願い」の封入率について

・1BOXから出てくるSRが1枚増えるよ!
・EXR(エクシードレア)はコモン枠から出てくるよ!

2行でまとめるとこういうことです。
EXRが追加され、全体的な種類数も100種→140種と増えたので、集めるのが大変にならないように調整しました。EXRが出る場合はレア以上が2枚の当たりパックになりますので、パック開封のワクワク感も是非楽しんでいただければと思います。

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■カードデザインやカードテキストの変更について

ちょうどいいタイミングなのでちょこちょこ変えてみました。

※画像は開発中のものです。予告なく変更される場合があります

【1】カードテキストの書式変更
11章までやってきて、カードテキストのバリエーションもかなり豊富になってきました。その影響でテキストが長いカードも増え、せっかくのイラストのスペースを圧迫したり、初見の方には読むのが大変な文章になってしまっていたのも事実です。
それを解消すべく、書式を変更してカードの挙動に影響を与えない範囲でテキストの短縮を行うことにしました。

B12-014

代表的なところとしては、リンク表記の変更です。
考えてみたらほとんどのカードのリンクは「リンクステップ開始時」なので、思い切ってその部分を取ってしまうことにしました。

(BEFORE)
[自]リンク‐リンクステップ開始時[リンク6‐ΩΩΩ]


(AFTER)
[自][リンク6‐ΩΩΩ]

つまり、特にタイミングが指定されていないリンクはすべて「リンクステップ開始時」とルールで定めて、テキスト上では省略したということです。「メインフェイズ」や「登場した時」など、それ以外のタイミングで起動・誘発するリンクのみテキスト内に記述されることになります。
この変更によって、シンプルなリンクは1行でおさまるようになりました。なんということでしょう、このスッキリ感!

B12-036

このカードはかなり書式変更の影響を受けています。

(BEFORE)
カード名に「ソフィーナ」を含むプログレス


(AFTER)
《ソフィーナ》

キャラ名参照カードで頻出する表現なのですが、文中に何度も出てくるとちょっとしつこさがあるので《 》で表現することにしました。なお、以前にも使われていた「 」はカード名のフルネーム、《 》はカード名の一部を指すという風に使い分けます。
「未来の魔女王 ソフィーナ」と書かれていれば完全に名称が一致したカードを、《ソフィーナ》と書いてあればカード名の一部にソフィーナと書かれているカードを指すわけです。

(BEFORE)
あなたの山札を見てプログレスを1枚まで選んで公開し、手札に加え、その山札をシャッフルする。

(AFTER)
あなたの山札を見てプログレスを1枚まで選んでサーチし、手札に加える。

これもアンジュでは多くのカードが持っている能力です。「サーチ」というのは俗語ではありますが広く浸透している言葉のため、「公開して、その後山札をシャッフル」という行為を「サーチ」という一言にまとめることにしました。

新旧の書式を並べてみるとこれだけ文字数が減っています。

(BEFORE)
このターンの間に他のあなたのカード名に「ソフィーナ」を含むプログレスが登場していたら、あなたの山札を見てカード名に「ソフィーナ」を含むプログレスを1枚まで選んで公開し、手札に加え、その山札をシャッフルし、あなたの手札を1枚選び、捨てる。あなたのチャージが2枚以下なら、あなたのエクシードデッキの裏向きのカードを1枚選び、表にする。

(AFTER)
このターンの間に他のあなたの《ソフィーナ》が登場していたら、あなたの山札を見て《ソフィーナ》を1枚まで選んでサーチし、手札に加え、あなたの手札を1枚選び、捨てる。あなたのチャージが2枚以下なら、あなたのエクシードデッキの裏向きのカードを1枚選び、表にする。

なんということでしょうこのスッキリ感!

このあたりの表記ルールはスターターデッキに同梱されるルールブックでちゃんと説明してありますのでご安心ください。

【2】カード下部の枠のデザイン変更
ちょっとだけ下に下げて、イラスト面積が大きく取れるようにしました。あと色を示すアイコンが追加されたり、フレーバーの位置が変わったりしています。

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■エクシードカードによってデッキ構築がわかりやすく!

S10-009

「条件」のところを見ればわかるように、このエクシードカードはアルマリア単で使ってね、というものです。
このように、多くのエクシードカードにはそれを使うための条件が設定されています。つまり、そのエクシードを使おうとすると自然とデッキ内のプログレスカードも決まっていく…つまり、エクシードがデッキ構築の指針になるということです。
これまでのアンジュのデッキ構築は自由度が極めて高く、それは大きな魅力のひとつだったのですが、一方で自由すぎてなかなかデッキが組みにくい側面もありました。このタイミングは新規αドライバーの方が来てくれるタイミングなので、もう少しデッキを組みやすくしようと考え、エクシードからデッキの完成形がわかりやすく見えるような形にしました。

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というのが主な変更点です。
そして、新スターターとブースターの「今日のカード」の公開が週明けの5月16日からいよいよスタートします!まだ見ぬ新環境の新カード、楽しみにお待ちください!

あ、その前に5月15日にはアニメのニコ生もあります!L.I.N.K.s全員集合でお届けしますのでこちらも要チェックですよ!

第3回なぜなにエクシード


プロデューサーの荒井です。

6/30発売のスターターデッキ&7/14発売のブースターパックから導入される新システム「エクシード」について解説する「なぜなにエクシード」。第3回をお送りします。
→第1回はこちら
→第2回はこちら

さて、前回まででエクシードの基本的な使い方やドライブについてお伝えしました。
今回は、エクシードを使うために必要な「チャージ」について説明していきます。

まず、そもそもエクシードゾーンに置いたエクシードはどうなるのか?その場に残るのか、それともアクションのように捨札に行くのか…というのを説明していませんでしたね。
エクシードは、ターン終了時に“裏向きになって”エクシードゾーンに置かれます。これは「チャージ」と呼ばれ、裏向きになったのでエクシードカードとしての能力を使うことはできなくなります。そしてターンが進めば、チャージの枚数はどんどん増えていきます。

※画像は開発中のものでイラストは仮です。予告なく変更される場合があります

では、このチャージというのは何かと言いますと。
エクシードにはそれぞれ、エクシードゾーンに出すためのチャージ枚数が条件として設定されているのです。

左側の丸数字がそれです。この場合は「0」なので、チャージが1枚もない状態でもエクシードゾーンに出すことができます。
一見、プログレスやアクションのレベルのように見えますがそうではなく、エクシードを出す際には、エナジーをフォールするというコストは必要ありません。
「チャージ枚数」と、その横に書かれている「あなたのプログレスすべてが緑」などの条件。この二つの条件を両方満たしていれば、エクシードを出すことができるのです。

画像のような「チャージ0」のエクシードは1ターン目から出すことができます。
例えば「チャージ2」のエクシードであれば、自分の1ターン目と相手の1ターン目に1枚ずつエクシードを出していればチャージが2枚たまっているので、2ターン目から出すことができるというわけですね。
つまり、チャージ0~2は序盤の1~2ターンで使うカード。チャージ3~4は3ターン目あたりから使う中盤用。チャージ5以上は終盤の決め技、という感じです。もちろん、必要チャージ数が多いほど効果は大きくなっていきます。これらのチャージ数の異なるカードを、バランスよく組み込んでいくのがエクシードデッキ作成のコツです。

また、チャージが影響するのはエクシードだけではありません。次のスターターやブースターの収録カードの中には

・カードの効果でエクシードを表にしてチャージをためやすくしたり
・チャージが一定枚数以上だと大幅に強化されたり

といったプログレスカードが収録されていますので、うまくデッキを組めばターンが進むごとに自然にプログレスゾーンとエクシードゾーンの両方が強化されていくでしょう。

新環境のカギはいかにエクシードを使いこなすか、です。
ドライブによるパワー増加はバトルにおいて非常に重要であり、使えないとかなり損するため、表向きのエクシードが1枚もなくエクシードを出せないというターンは極力ないようにしたいところ。
そして毎ターンエクシードをちゃんと出せれば、チャージがたまっていき終盤用の強いエクシードでゲームを決めることができるようになります。

第1回で説明した「エクシードを出すためには、裏向きのエクシードを表にする行動をとる必要がある」というのがここでポイントになってきます。
これまではレベル2以上がアウェイクしているならとりあえずアタックしていましたが、これからは状況によっては「エクシードを表にするために敢えてアタックしない」というプレイングも肯定されるようになりますね。

というわけで、全3回に渡ってお届けしてきた「なぜなにエクシード」はこれにて終了です。
ぼちぼちスターターとブースターの新カードも「今日のカード」で公開できるかと思いますので、続報をどうぞお楽しみに!

第2回なぜなにエクシード


プロデューサーの荒井です。

先週に引き続き「なぜなにエクシード」をお送りします。
第1回はこちら

さて、第1回ではエクシードはエクシードゾーンに出して使う、というところまでお伝えしました。
今回は、エクシードカードがどんなテキストを持っていてどのように使うか、というところをお話していこうと思います。

※画像は開発中のものでイラストは仮です。予告なく変更される場合があります

エクシードのカードデザイン(一部)はこんな感じです。プログレスやアクションとは、見るからに結構違いますね。

まず注目していただきたいのが、2か所にある」と「」のアイコンです。
第1回で「エクシードカードは両プレイヤーが出すことができる」と書きましたが、このふたつのアイコンは、それぞれ「自分のターンに有効な能力」と「相手のターンに有効な能力」を表しています。自分のターンであればアタックする側なので剣、相手のターンであればアタックされる側なので盾ということですね。

「このカードが登場した時~」系の自動型能力はプログレスやアクションと同じです。
そして見慣れない右上の剣盾アイコンと+5000という表記。これがエクシード特有の「ドライブ」という行動で使用する「ドライブパワー」というものです。

ドライブとは、一言で言うと
エクシード(必殺技)を使ってプログレスがパワーアップ!
というものです。

例えば、図のようにパワー6000のプログレスでアタックしたとします。
このアタックの後、アウェイク状態のエクシードをフォールすると「ドライブ」が発生し、アタックしているプログレスのパワーが剣アイコンのドライブパワー分だけ増えます。+5000でドライブすれば、合計パワー11000でアタックできるということですね(もちろんこのあとリンクが成功すればさらに増えます)。

そして、このドライブができるのはアタックしている側…ターンプレイヤーだけではありません。
非ターンプレイヤーも、アウェイク状態のエクシードがいれば同じくドライブし、アタックされているプログレスのパワーを上げることができます。ここでプラスされる数字は、盾アイコンのドライブパワーです。
また、手札を捨ててのガードと併用することもできますので、ドライブ+ガードをすれば大きくパワーを上昇させ鉄壁の守りを築くことが可能です。

ここでポイントになるのは、ドライブをするにはエクシードをフォールする必要がある…エクシードは1枚しか置けない…つまり「ドライブできるのは原則1ターンに1回だけ」ということです。1回しかできないドライブをどのバトルで使うか?が重要になります。

例えば攻める側は、ストライクが上がったり「バトルに勝った時」の能力を持つプログレスには積極的にドライブしていきたいところです。
一方で守る側は、攻める側がドライブしてから自分がドライブするかを決めることができますので、ドライブにドライブを合わせて正面からやり合うか、あるいは相手がドライブしたゾーンは諦め、ほかのゾーンの守りを固くするか…といった選択肢があります。
このあたりの「読み合い」が発生することで、ゲームとしてはかなり面白さが増しています。

今回参考としてお見せした1枚は、自分ターン・相手ターンともにドライブパワー+5000という汎用性の高いシンプルなものです。
ですがこの数字はカードによって差がありで、中には自分ターンにパラメータを振り切った「攻撃特化型」や、その逆の「防御特化型」もあったりします。
また、自分ターンのドライブパワーの横にしれっと書かれている「+0」。なんとなく皆さん察しがついているかと思いますが、この数字はストライクの加算値です。なんと中にはストライクが増えるエクシードまであるのです。

とはいえ、ストライクが増えるようなカードが序盤からポンポン出てきても困りますので、基本的には終盤の決め技用としてデザインされています。
では序盤用とか終盤用とかいうのはどこで判断するのか?それは、次回のなぜなにエクシードで解説しましょう。

ではまた次回!