6月30日からのルール変更について


プロデューサーの荒井です。

本日、6月30日は「スターターデッキ」5種の発売です!既にお買い求めいただいた方もいるかもしれません。皆様ありがとうございます。

このスターターデッキからは、新システム「エクシード」が追加されるのはすでにお伝えしている通りです。
そして、それと同時に従来のルールから、いくつか変更が生じております。「手札の枚数変更」などは見ての通りなのですが、いくつか実際のカードを例に挙げたほうがわかりやすいものもありますので、今回はそのあたりの細かいルール変更を詳しく解説していきたいと思います。

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■条件のある自動型能力の処理の変更
「~なら」や「~いたら」といった自動型能力の条件は、従来は誘発時にのみチェックし、解決時に条件を満たしていなくてもそのまま解決されるという処理でした。これを解決時にのみチェックするという処理に変更します。
そのため、複数の自動型能力が誘発し、そのタイミングでは条件を満たしていないが他の能力を解決した結果、解決時に条件を満たした場合は、その能力は通常通り解決します。
逆に、誘発したタイミングでは条件を満たしているが、他の能力を解決した結果、解決時に条件を満たさなくなった場合、何も起こりません。

例:「希望の光 東条遥」がプログレスゾーンにある状態で「マジカルブルーム 高峰さくら」のクロスリンクが成功し、プログレスが2枚アウェイクした。この時、相手のダメージは5枚ある。遥の自動型能力によって相手のダメージに置ける枚数は何枚か。

 

旧ルール:2枚置ける
新ルール:1枚置ける

詳細な処理順は以下の通りです。
【1】プログレスAとBがそれぞれアウェイクし、遥の自動型能力が2回誘発する(遥A、遥B)
【2】誘発済の自動型能力の中から遥Aを解決し、ダメージを1枚置く(合計ダメージ6に)
【3】誘発済の自動型能力の中から遥Bを解決し、ダメージを1枚置く(合計ダメージ7に)

旧ルールでは、自動型能力の条件(遥でいうと「相手のダメージが5枚以下なら」)は誘発時、すなわち【1】のタイミングでのみチェックしていました。そのため、【3】の解決時にはダメージが6枚になっていても、そのままダメージを置くことができました。

新ルールですと、このチェックのタイミングが「解決時」になります。つまり、【2】と【3】のタイミング両方で条件をチェックするということです。【2】の時点ではまだダメージが5のため1枚置けますが、【3】の時点ではダメージが6になっており条件を満たさないため、何も起こりません。

詳細な処理順を書くと、
【1】プログレスAとBがそれぞれアウェイクし、遥の自動型能力が2回誘発する(遥A、遥B)
【2】誘発済の自動型能力の中から遥Aを解決し、ダメージを1枚置く(合計ダメージ6に)
【3】誘発済の自動型能力の中から遥Bを解決しようとするが、「ダメージが5枚以下なら」という条件を満たせないため、何も起こらない(ダメージは6のまま)

となります。

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■リンクの値が決定するタイミングの変更
従来のルールでは、自動型能力のリンクの値は誘発した時点で決定するという処理でした。これを解決時に決定するという処理に変更します。

例:「初めての海 シルト・リーヴェリンゲン」と「黒き夜の奇跡 イレーネス」がプログレスゾーンにある状態でアタックフェイズを迎えた。シルトの自動型能力でイレーネスを選んだ場合、イレーネスのアタックフェイズ開始時のリンクはプラスされるか。

 

旧ルール:増えない
新ルール:増える

詳細な処理順は、「アタックフェイズ開始時」のタイミングでシルトの自動型能力とイレーネスのリンクが両方誘発し、それを好きな順番で解決するというものです。ここでまずシルトから解決してイレーネスを選んだとしても、既にイレーネスのリンクは「誘発した時点」での数字で固定されているため、リンク5のままでした(リンクステップでのリンクは増えます)。
新ルールではリンクの数字は解決時のものを参照します。そのため、先にシルトの自動型能力という順番で解決を行った場合は、イレーネスのアタックフェイズ開始時のリンクは+3されます。

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■プログレスゾーンに効果によってプログレスが置かれる際の処理順の変更
カードの効果によってプログレスAのいるプログレスゾーンにプログレスBが置かれる際は、プログレスBが置かれたあとにプログレスAが捨札に置かれるという処理順でした。 これをプログレスAが捨札に置かれてから、プログレスBがプログレスゾーンに置かれるという順番に変更します。

例:「麗しの狙撃手 コードΩラウラ」の登場時リンクが成功し、プログレスAを「輝きの可能性 日向美海」のいるプログレスゾーンに置いた。美海の自動型能力で1枚引くことはできるか。

 

旧ルール:引ける
新ルール:引けない

これまでのルールですと、美海のいるプログレスゾーンにプログレスAが置かれ、一時的にプログレス2枚が重なっている状態になり、その後美海が捨札に置かれるという処理でした。そのため、プログレスAが「登場した時」にはまだ美海はプログレスゾーンにあり、自動型能力も誘発するというものでした。
このような場合、今後は美海が捨札に置かれてから、プログレスAが登場するという順番になります。そのため、自動型能力も誘発しません。

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以上、変更点について代表的なカードも交えて解説いたしました。
ここで紹介したもの以外でも「この場合はどうなんだろう?」といった疑問がありましたら、公式サイトのお問い合わせフォームよりお問い合わせください!